手ぶら旅行や生態管理

●「手ぶら旅行」プロジェクト

ICタグ 管理

「手ぶら旅行」プロジェクトという名前の実験が、国家プロジェクトとしてスタートしています。
「手ぶら旅行」プロジェクトとは、手荷物にICタグを付け、玄関を出てから自宅に戻るまで、手ぶらで海外旅行ができるサービスのことで、宅配業者と航空業者が提携して行っています。
さらに便利なことに、手荷物検査や手荷物のチェックインも業者が行ってくれるため、カウンターでの待ち時間が少なくて済みます。

海外旅行は特に荷物が多くなりがちなので、このようなサービスは利用者のメリットも多く、とても期待できます。
このプロジェクトの中でICタグの実験は全体の一部で、そのほか、チェックイン時の本人確認の技術や、多言語に対応した誘導システム、飛行機の発着と連動した交通機関情報の提供など、旅行者が便利に、かつスムーズに利用できるような、総合的な実験を行っています。


●動物の監視、生態把握

渡り鳥や野生動物、海洋動物などにICタグを取り付けて、行動範囲や生態の研究に役立てることが可能です。
学術目的での調査のほかに、田畑の鳥獣被害の対策としても実用化されています。

従来は、農作物などが被害に遭わないように、住民が監視を続けなければいけませんでした。
そこで、一度捕獲した動物にICタグを付けることで、監視エリアに動物が侵入したらメールなどで通知してくれるので、常に監視することがなくなり負担が軽くなります。

また、生態や行動パターンの情報を蓄積しておいて分析すれば、いつ頃にどういう活動をするかなどがわかるようになり、事前に対策を打っておくことも可能になります。

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