ユーザー理解の促進と世界標準化

●ユーザーの正しい理解の促進

ICタグ

ICタグのマイナス面があまりにも大きく取り上げられると、ICタグの導入に懐疑的、または否定的な状況が生まれてくる可能性もあります。

しかし、ICタグは世界的に共通な仕様に基づく製品で、ヨーロッパにはすでにICタグ先進国がたくさんありますから、今の時点でも学ぶべきことはたくさんあります。

当然、あらかじめ知識を積んでおけば、ユーザー自身が被害を防げる場合もあります。


ICタグが普及していくという方向性は今後も揺るぐことはないはずですので、安心して利用できるよう、皆が正しい知識を持てるような広報活動が望まれます。


●世界標準化

ICタグが本当に便利なものになるためには、企業、業界、国などの垣根を越えてボーダレスに使えるようにしなければなりません。

そのためには、ICタグの仕様や使用方法などを、利権によらず公平に統一し、標準化する必要があります。

特定の企業や団体の利益を代表するデファクト・スタンダード(事実上の標準)よりも、ISO(国際標準化機構)のような公的な団体によって標準化の仕様が決められるのが望ましいです。

現在、日、米、欧のICタグ先進国を中心として、多数の国が国際標準化活動に参加しています。
また、基準が定められ、皆がそれに従えば、共通化できるプロセスがたくさん生まれ、コストを安く押えることができるようになります。
取り扱いに関しても、場所や国が変わっても基本的に同じであれば、誰でも簡単に扱うことができるようになります。

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