ICタグ関連団体の解説

ICタグ 関連団体

EPCglobal

EPCglobal Japanとは、ICタグとネットワークに関する研究と、そのシステムの普及のためにアメリカに設立された非営利団体です。日本では、レジのPOSコードや書籍のJANコードなど流通システムのの登録・管理を行っている(財)流通システム開発センターが1事業として行なっています。

EPCglobalでは、EPCglobalネットワークシステムという技術を開発し、導入支援を行っています。EPCglobalネットワークシステムとは、ICタグをつけた商品や梱包などを流通の全工程で無線スキャナで識別し、インターネット経由でデータベースにアクセスして即時に関連情報を引き出すことができるシステムです。
EPCglobalに加入するとこのシステムを使うことができ、さらに他の加盟企業と情報共有したり、コラボレーションをすることができます。


次世代電子商取引推進協議会(ECOM)
ECOMとは、Next Generation Electronic Commerce Promotion Council of Japanの略で、ICタグを活用したトレーサビリティシステムの実証と普及を中心に、安全・安心なECの普及を目指した非営利団体です。

ICタグを利用したグローバルなトレーサビリティシステムを実現のため、企業・業界間での情報共有や相互接続性を解決し、皆が安心して電子商取引ができる環境整備を促進するための活動を行っています。
経済産業省のICタグ関連実証実験の連絡会議を開催したり、アジアでのICタグ活用促進活動などを行っています。


(社)日本自動認識システム協会(JAISA)

JAISAとは、Japan Automatic Identification Systems Associationの略で、ICタグをはじめ、バーコード、2次元コード、バイオメトリクスなど、日本における自動認識技術の開発、調査研究、標準化などを推進する業界団体のことです。

自動認識とは、人間を介さず、ハード、ソフトを含む機器により自動的にバーコード、磁気カード、RFIDなどのデータを取込み、内容を認識することです。
ICタグの分野に関していえば、ICタグ技術の研究開発を行うRFID部会や、ICタグの応用規格の国際標準化に取り組む物品識別委員会などが設置されています。
また、自動認識技術者資格認定試験を実施したり、毎年、東京と大阪で自動認識総合展を主催するなど、自動認識技術の普及活動も行なっています。
JAISAでも、ICタグのリーダー/ライターの設置マークを作成し、普及活動をおこなっています。


(社)電子情報技術産業協会(JEITA)

JEITAとは、Japan Electronics and Information Technology Industries Associationの略で、電子機器、電子部品の健全な生産、貿易及び消費の増進を図ることで、電子情報技術産業の総合的な発展に寄与することを目的とした業界団体です。

JEITAが対象にしている製品は広範囲にわたっており、その中で、無線通信装置、医用電子装置、集積回路、電子材料、ソフトウェアおよびソリューションサービスなど、ICタグに関連する製品のほとんども該当しています。
JEITAは、新分野の製品の普及事業、展示会の開催、国際的な技術交流などを行なっており、ICタグの国際標準化に関しては、ISO/SC31の国内審議団体として国内の意見を集約して国際標準に反映するための活動を行っています。


ユビキタスIDセンター

「モノ」や「場所」を自動認識するための基盤技術の確立と普及、更に最終的にはユビキタス・コンピューティングの実現を目標として、ユビキタスIDセンターという活動団体が設置されています。

ユビキタスIDセンターは、T-engineフォーラムというユビキタス・コンピューティングの技術フォーラム内に設置されており、参加企業もT-engineのうちの数百社になります。代表は東京大学の坂村健教授。
※T-engineフォーラムについては、下記URL参照
http://www.t-engine.org/japanese.html

ユビキタスIDセンターの活動内容は、主に、ID番号などICタグに記録される情報の形式(フォーマット)を統一し、ucodeというID体系を確立することです。ucodeを確立することで、その周辺の技術も一緒に整備していこうとしています。

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